クトゥルフ神話TRPG・闇を呼ぶメロディー
プレイ時期・2012年8月12日
ひきだしの中身様(ttp://homepage3.nifty.com/hikidashi/)に掲載されていた闇を呼ぶメロディーを身内プレイ。探索者に自由を与えつつシナリオを完遂させたような気がしないでもない。
シナリオ導入
私立ミスカトリック高校。現在、ここの生徒たちの間では『メロデイ様』というおまじない遊びが流行っていた。そしてその同時期に生徒が失踪するという謎の事件も起こっていた。
十文字迅夫、きりさめまりさ、カトリクミの三人はそれぞれの事情でこの失踪事件の謎に挑んでいく事となる。
PL
十文字迅夫(17)/たこの
歴史研究部に所属する高校二年生。真面目な生徒である同級生の蓮太が行方不明となる現場に出くわし、この事件に巻き込まれていく。
シナリオでの活躍
プレイヤーと探索者のシンクロ率があがった事により同級生の蓮太となかなかドラマチックな展開を迎えたりもした文学青年。だが、発狂するときは発狂する。
キャラとしても他の探索者たちを引っ張るリーダー的な役目をこなした。また唯一の男性キャラ。
たこのよりの感想
リプレイ本をチラ見したため今回からはプレイヤーとのシンクロ率が上がったはず。シナリオのほうは学園編ということで低ステータスの新キャラ、しかし特に気にはならなかった。
いつも以上にギャグテイストが強かった印象(斉藤ォ!・ちょっと、霧雨さん!!)。蓮太といのやりとりは良かった気がするが、決着は「魔道書は焼却だー!!」・・・おい。
カトリクミ(17)/びくん
図書館探検部に所属する高校二年生。迅夫とともに蓮太がいなくなる現場に遭遇しこの事件に巻き込まれることとなる。
シナリオでの活躍
精神分析(物理)を使いこなすパンチャー。正直、敵を攻撃するよりも味方を殴っていた時の事が圧倒的に多い。
探索、戦闘よりも他のPLを救うヒーラー(物理)として活躍した。
きりさめまりさ(16)/サーズ
ミスカトリック高校の一年生。根は真面目らしいがその行動はどう見ても不良である。なし崩しにこの事件に巻き込まれていく事となる。一つ上に佐倉澪という幼馴染がいる。
シナリオでの活躍
パイプ爆弾とか火炎瓶を操るテロリスト。話に絡もうとしないのでGMのSAN値がマッハだった。教師、不良、同級生、警官と色々な人にマークされていたネタキャラ。
だが最終的に戦闘で敵を倒したキャラである。火炎瓶とか持たせるんじゃなかった。
NPC
佐倉澪
まりさの幼馴染。メロデイ様について詳しい。
シナリオでの活躍
原作の佐倉美加の立ち位置になるキャラ。立ち絵はけいおんの澪。まりさの幼馴染だが絡みは少ない。
中原蓮太
迅夫の友達。いじめられっこ。
シナリオでの活躍
原作の中原洋平の立ち位置になるキャラ。立ち絵はニャル子のハス太。迅夫のPLのシンクロ率が高かったからか、なかなかドラマチックなシーンもあった。
山内佐和子
ミスカトリック高校の教師。厳格で不良が嫌い。まりさを目の敵にしている。
シナリオでの活躍
原作の柳原郁代の立ち位置となるキャラ。立ち絵はけいおんのさわ子。まりさを話に絡ませるために常に彼女をロックオンしている。
斉藤
ミスカトリック高校の二年生。いじめっ子。
シナリオでの活躍
蓮太をいじめるいじめっ子。即興キャラなのに一部に人気だった。まりさをマークしているキャラの一人。
新聞部の何とかさん
ミスカトリック高校の新聞部。メロデイ様、失踪事件について色々と話を聞きまくっている。
シナリオでの活躍
小林だったり、大森だったり、大林だったり登場とともに名前が変わる、モブキャラ。色々と情報を提供するがどれも中途半端で探索者からは非難の声が上がった。
GM・サウス
グダグダと続けてきたクトゥルフ神話TRPGもついに十個目。今回はそこそこ探索者に自由度を与えられたような気がするのでまずは満足。今回で探索者に過剰な武器を持たせる事はやめようと思った。今回は学生探索者の創造でキャラを作ってもらったのでどうも探索者全体が貧弱だった気もしないでもないが、どうにかみんな生き残ったようなのでよかった。
ミスカトリック高校という舞台装置は気に入っているので今度はオリジナルでこの学校を舞台にしたシナリオもやってみたい。まだだいぶ先の話になりそうだが…。