クトゥルフ神話TRPG・二人の少女

 プレイ時期・2012年4月22日

TVゲーム『テイルズ・オブ・ファンタジア』の内容の一部を現代向けのクトゥルフシナリオへと改変したもの。初回GMなのにさすがびくんだぜ!

 

シナリオ導入

 とある山奥の山村へと左遷された警察官、井上まみの下に村の住人である羽鳥から『娘の千絵が喜多野町へ行ったまま帰ってこないので捜してほしい』という依頼が参り込む。警察官の使命感からその依頼を請けたまみは旅行中の名探偵、コナンと出会い、彼女が行方不明となった喜多野町へと向かう事となる。

だが、その町は何者かの手によって壊滅していた。その壊滅した町で彼らは真理亜という少女と出会う。そして彼女はこの町を壊滅させた照見という人物を捕まえて欲しいと探索者に願い出るのだった。

 

 

 

PL

コナン=シンイチ(17)/サーズ

 江戸川コナン、探偵さ。旅行中の探偵。事件の匂いを感じ取り、まみの羽鳥千絵捜索に加わる。様々な道具で窮地を乗り切る。

シナリオでの活躍

 どこにでもいるマーシャルキッカー。時計型麻酔銃、追跡眼鏡、スケボー、変声機ネクタイ、無線バッチ、ボールベルト、サスペンダーなど様々な道具を持つがシナリオでの活躍はほとんどなかった。そしてドアに対して蹴りを入れてファンブって無駄に負傷する。戦闘面ではその巨体とマーシャルキックを生かして活躍。サウスさんとGM的には例の決め台詞を言わせたいだけ言わせた、ある意味ネタキャラ。

 

 

井上まみ(27)/サウス

 ティロ・フィナーレ!井上まどかの姉、交番勤務の婦人警官。行方不明となった妹の足取りを捜していたがそれが行き過ぎて新潟の田舎へと左遷された。羽鳥千絵の捜索をその父親から依頼される。

シナリオでの活躍

 SAN値40の豆腐メンタル婦人警官。ドアを蹴り砕こうとしてファンぶって負傷したり、動く石像に先制攻撃をくらって死にかけたりと何かと踏んだり蹴ったりなキャラだった。その上、初の銃持ちキャラだったのもあって日本警察なのに弾補充とかやってしまっていた、どういう事なの…。防弾チョッキ(防刃兼用?)、拳銃という文明の叡智によってどうにか生き延びた。

 

 

NPC

羽鳥千絵(16)

 探索者たちが探す少女。喜多野町に行ったきり行方知れずとなる。

シナリオでの活躍

 最終的にニャルラトテップ星人と人間との混血児であるという事が明かされる。

 

白鷺真理亜(16)

 千絵の友達。探索者たちに照見を捕まえて欲しいと願い、その上で彼らの旅に同行する。

シナリオでの活躍

 実は外の人は千絵ちゃん!最後は色々とイイハナシだった。

 

照見

 喜多野町を壊滅させた謎の男。真理亜とともに探索者たちは彼の屋敷のある島へと向かう。

シナリオでの活躍

 テル・ミー!イスの偉大な種族の幼生に憑りつかれて凶行に走った挙句、投獄されたカワイソスな人。

 

動く石像(ゴーレム)

 照見の屋敷にある地下室を守る二人目の門番。調べると動き出し襲ってくる。

シナリオでの活躍

 安定の別行動を取っていたまみさんに先制攻撃を仕掛け、ダメージボーナス2D6によってまみさんに致命的なダメージを与える。装甲がなければ即死だった…。最終的にサーズの頭脳プレイによってボタンを押す重りがわりにされる。去る者は追わず!

 

 

GM・びくん

初GMでゲームの改変シナリオを持ってくるといった冒涜的な行為に挑んだ、さすがびくんだぜ!プレイヤーたちの安定なイベントスルーや敵のステータス調整ミスによって探索者が危なく即死しそうになるなど色々あったが、その慈悲によって探索者たちは日常へと帰る事ができた。本人的には課題の色々残るシナリオだったみたいだが、個人的にはだいぶ楽しめた。次回のシナリオも期待。

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