クトゥルフ神話TRPG
『あびてかこって』
プレイ時期・2017年8月15日
クトゥルフ神話TRPG同人シナリオ集、九頭竜堂CoCシナリオ集、第肆章・月に掲載されている『あびてかこって』をプレイ。
行き過ぎた暴走が本来はないエンディングを生み出した。
シナリオ導入
あびたきさんを信仰する津布楽島で行っている儀式。その儀式に参加した人々は悩みがなくなり、望むことが望むままにできるようになると言う。
とある3人はその儀式の噂を聞きつけ、その島を訪れる。
PC
青山 大地(26)/びくん
島に土を探しにきた大学院生(儀式ではないのか!)。ガンボルトを穴掘りの手伝いとして連れてきている。水野丸でソネハラに自己紹介をする。
前回と同じようにナンパ行動をしており、APPロールの際、汚いハトのマジックを行ったりした。その際、KPの非難があまりにも意味不明だったため、他のPCから爆笑の渦へと巻き込んだ。有馬君枝にハトをエンチャントしたりもする。
最終的に君枝さんはソネハラとくっついたため、ハトの足についていた土を研究サンプルとして持ち帰り、静香さんと研究室に戻っていった。
<朝黄龍> ガンボルト(25)/しおいぬ
祠→ピカアアァァァ→光が!→いくな!ガンボルト→イゴーロナク(微笑みながら)の即死コンボをしてくる力士。
久城加世に夜這いされたりして一番正気度が減っていた。祠に行く前に熊と戦い、それを岬から突き落とした。あびてくまって。
また、久城加世の部屋から脱出する際にスタイリッシュ言い訳をしたりした。のちのち久城加世の大学ノートを読んだ事がきっかけでイゴーロナクとなる。
最終決戦でイゴーロナクとなり、青山及びソネハラの正気度を削るが、狂気には陥らなかった。
最終決戦でいくつもの浄化エンディングが作られる。もう戻れないかと思われたが、本物のあびたきさんの浄化の炎を受けて探索者として帰還した。
大学ノートについても浄化の炎で焼き払われたかと思われるが、きっと時と場合によってはイゴーロナクになったりもするだろう(大事な横綱戦とかで)。
ソネハラ(ハンドルネーム)・本名不詳(20)/たこの
大人気Youtuber。今回、津布楽島の儀式の噂を聞いて動画作成をするために訪れる。最初はほとんど下ネタで女性NPCをいじっているだけだったが、のちのち製作<祠>によって本物のあびたきさんの祠を修繕する。
そして最終決戦の際、祠へと青山とともに逃げた事により、本物のあびたきさんを召喚する事に成功する。そして浄化の炎により、あびたきさんが島を救うという本来のシナリオにはないエンディングを迎えさせた。
のちに島に残り、君枝さんと結婚なりなんなりしたらしい。
NPC
水野さん
不定期で運行する船の漁師。海の男のため陸の事はわからない。だが、水野式予約システムにより、不定期船に乗る事でうみなりやでの予約は済むようになっている。
新たに水野さんの地酒などが登場した。
久城加世
意味深な女将。探索者の好物を夕食に出したりとかしていて世話焼きではあるがある秘密を抱えている。
有馬君枝
ハトをエンチャントされたりする資料センターの管理人。ムラハチされている。指輪を探索者が握る事により、あびてかこっての呪文が頭に流れ込んでくる。
また本作にはない有馬君枝の家などが舞台になったりもした(この家は探索者の都合で色々と変わる)。
木戸孝次朗
最初は黒幕かと思われたが、実はそこそこ影が薄い。その上で探索者達がよからぬ想像をしていたりもしていた(エロ漫画の読みすぎである)。
KP・サウス
本来のシナリオでは探索者と君枝が島から逃げ出して、いつか島を取り戻すというようなクトゥルフ的な終わり方だったが、製作<祠>により、祠が修繕された事により、指輪と祠が共鳴した事により本当のあびたきさんが降臨された事により島(というより世界)が浄化された。
本当にシナリオ製作者様には申し訳ない事をしたと思う。だが、終わってみれば何時間も語られるような色々と楽しい神卓となってしまった。
これによりTRPG熱が加速することを切に願う(白目。